インターネットの普及によって店頭での販売からECサイトの販売が増えてきています。
このECサイトも運用の仕方次第でサイト流入数が大きく変わってきます。
また、実際の売上にも大きく影響してきますので、インターネットでのサイト運営をされる方には必見の内容となります。
ここでは、SEOとは何か?サイトを見てもらうにはどうしたらよいかについて触れていきます。
Contents
ネット時代に欠かせないSEOとは?
Search Engine Optimization(=検索エンジンの最適化)です。
SEO対策という言葉を聞くことがあるかと思いますが、SEO対策とは、ウェブサイトの検索結果を上位に表示するように工夫することを言います。WEBサイトが検索エンジンで上位に来るにはSEO対策は必須となります。
日本で使用されている検索エンジンの比率は、Googleが75%、Yahoo!が20%、Bingが4%、その他1%となっています。
この中で、Yahoo!の検索エンジンはGoogleと同じものが使用されていますので、Googleに評価される工夫・対策をすることが必要となります。
SEO対策のトレンド
検索エンジン側の検索要件(=アルゴリズム)は頻繁に更新されます。
ここで紹介するトレンドについても今後変わっていく可能性はあることを前提にみてください。
トレンド①
スマートフォンでも見やすいデザインにし、タイトルや見出しに最適なHTMLタグを使用する。今後もスマートフォンが主流になることは間違いありません。
トレンド②
対策したいキーワードに対し、ニーズを満たす良質なコンテンツを作成する。検索した人が知りたい情報が十分に掲載されていることが必要です。
「見やすさ・使いやすさ」と「知りたい情報(コンテンツ)がある」ことがSEO対策に欠かせない考え方となります。
SEOトレンド①
「見やすさ・使いやすさ」に対する対策
Googleが提示している「検索エンジン最適化スターターガイド」(https://support.google.com/webmasters/answer/7451184?hl=ja)を確認し、競合情報を知ることが大切です。
競合情報については、Google検索のキーワードで上位で検索されるキーワードの組み合わせや、そのサイトデザインを見て参考にすることが大切です。
SEOトレンド②
「知りたい情報(コンテンツ)がある」に対する対策
対策するキーワードを決めますが、この時、検索ボリュームが狙えるキーワードを狙うのか、ロングテールと言われるニッチなキーワードの組み合わせで上位を狙うのかを意識して選んでいきます。強い競合がいる場合にはニッチなキーワードで攻めるという選択肢もありとなります。
キーワードを決めたら、そのキーワードでユーザーがどんなことを求めているか(欲しい情報は何か?)を考えていきます。この時、サジェストキーワードや共起語がヒントとなります。サジェストキーワードとは、あるキーワードを入れた際に候補として上がってくるワードで、共起語とは、キーワードの後にスペースを空けて2ワード目に一緒に検索されているキーワードです。
ここで重要なのは、キーワードで検索されることがゴールではなく、検索してくれたユーザーが情報を見てファンになってくれることが重要です。SEO対策に気を取られてユーザー目線がなくなってしまうことに気を付けてページを作成していきましょう。
対策とトレンドのコツ
SEOは効果が出るまでに時間がかかります。効果が出るまでの間は何もしないのではなく、定量的に流入数を見続けていくことが必要です。流入数を確認するツールとして、Google Search Console(無料)やWordPressなどでサイトを作成している場合はJetpackなどのプラグインを入れることで流入数やPV数、閲覧時間や検索ワード、ユーザー行動なども把握できますので、是非、意識してみるようにして下さい。
また、サイトで扱っている商品やサービスの特性上、そもそも検索されないサイトなどもありますので、検索だけに頼らずにTwitterやFacebook、InstagramなどのSNSを活用していくことが大切です。
メーカーでの経験を通じて
上場企業のHPであっても、その会社も持つ商品カテゴリー名を検索してもトップに出てこないことは多々あります。そして、サイトのSEO対策担当者というのはいないことが多いのが実態です。今でこそ、各メーカーでSNS担当者は付きつつありますが、重要なSEO対策担当者までは配置されていません。
これは、「SEOの対策にまで手をかけずとも情報発信ができている」や「他の手段で充分な収益が得られている」などの背景があるかもしれませんが、インターネット市場は今後も伸び続けることが見込まれています。そして、Googleのアルゴリズムも今後も更新されていきます。
これらの背景から、個人サイトであってもそのカテゴリーの検索トップに出てくることも多々ありますし、個人、企業問わず、サイトを所持している人にとってはチャンスがあるということがわかります。
まとめ
「SEO」というワードは自分には関係ない。と思っている方も多くいると思いますが、商品やサービスを広げる為にはSEOの仕組みを理解して商品・サービスをしていく必要があります。商品企画時には出口戦略まで考えると言われている様に、商品・サービスを考える上ではSEO対策としての商品名、サービス名を意識すべきかもしれません。
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