キャリア・志

仕事をする上で必要な「志」を育てるとは?

みなさんにとって志とは何でしょうか?

そんなこと考えたこともない、という人も多いのではないでしょうか?別の記事で「キャリアを考える」という内容をあげましたが、その次にくるのが「志」です。志とは何か?そしてその志をどのように育てれば良いのかを考えていきたいと思います。

 

Contents

「志」って何?

志の定義を少し考えてみると、

・自分自身の存在価値や意義

・人生を豊かに、そして楽しくするもの

・向かうべく道

・成し遂げたい何かや想い

など、色々な視点からあげられると思います。これには答えがあるわけではありません。しかし、ここから話を進める上で志とは何かという定義の共通認識をもったほうが、考えが散漫にならないため、ここでは様々な人の話や書籍から引用してこのようにおきたいと思います。

「ある一定期間、自分の人生をかけてコミットできるようなこと、してきたこと」

志の事例

先ほどの志の定義に照らし合わせながら読んでもらえたらと思います。

具体的に志ってどんなこと?例えば、一定期間というのはマラソン大会前の3日間毎日朝早く起きて5kmは走って頑張った。確かに一定期間コミットしていますが、これくらいの期間に志とつけていると安売りしているイメージがあります。少なくとも、半年・1年・数年などのレベルで取り組んできたというイメージを持ってください。

次に人生をかけてということですが、どれくらいのレベルかをイメージするために分かりやすいのが時間およびマインドです。起きている時間の半分くらいはその時間に使うし、そのことを考えてしまうような内容です。恐らくみなさんこのような経験はあるはずです。

具体的には、子供の頃に通ったスイミングスクール、受験のときには〇〇高校に入りたくて猛勉強した、会社に入って社長賞を取るために必死で提案をした、などこの一つ一つに「志」という名前をつけたらどうか?ということです。そして、志というのは環境が変わったり人が成長していく中で変わっていくものと理解してもらえたらと思います。「志」自体も成長していきます!

志を育てるコツ

志を育てていくためのサイクルという考え方があります。

  • 達成へ向けた取り組み
  • その取り組みの終わり
  • 客観視する
  • 自問自答してみる
  • 新たな目標設定

例えば、

  • 〇〇大学に行くために高校3年の1年間猛勉強した
  • そして受験が終わって〇〇大学へ進学した(終わり)
  • 自分が学びたいこと、学ぶ力はどんな仕事で世の中の役に立てるのかな客観視して考える
  • そのためにさらに大学ではどんな力を身につければよいかを自問自答する
  • 次の目標として〇〇株式会社で△△の職種につきたいという新たな目標を設定する

というようなサイクルです。

このサイクルの一つ一つをさらに説明していきます。

 

  • 達成へ向けた取り組み

<志があったほうがなぜ良いか?>

・困難な状況になったり心折れそうになったときでも、取り組み続けようと思える支えになる

・志が周囲を巻き込む旗となりリーダーシップを発揮できる

<大切なこと>

・取り組みに対するエネルギーを常に高いレベルで維持し続けること

・周囲を巻き込む場合には、志を明確な言葉で示し説明できる状態にすること

人は高いエネルギー、努力をしている人に吸い寄せされます。そして、それが周囲を巻き込むことに繋がります。だからこそ言葉にすることが重要になります。

 

  • その取り組みの終わり

<終わりをむかえるパターン>

①その取り組み自体が本人の意向に関わらず終わってしまう

②自分自身のパフォーマンスが向上している実感が減ったり、やり切った感が出てしまう

③別の志ができた

1つめはやむを得ない状況、3つめは新たな道なので悩みはありません。難しいのがふたつめです。この場合は、自身の中できちんと考える必要があります。なぜそのような状態になったのか考え直し、この志を続けるのかやめるのかをきちんと考えないといけません。これが一番難しく大事です。

 

  • 客観視する

<客観視する方法>

・自分自身の仕事の成果や評価、自分が属している会社の状況などを、他社や世の中と比較してみる

・他人と比較することを通じて、自分自身の立ち位置や能力などを把握し、位置づけをしてみる

 

  • 自問自答してみ

<自問自答の方法>

・客観視をきちんとした後、または客観視といったりきたりしながら自問自答をする

・自分は何がしたいか?という問いだけをすればいいというわけではない。また、自問自答は苦しい時間でもあるが、そこから逃げないようにすることが大事です

  • 新たな目標設定

<新たな目標設定には2つのパターンがある>

・自らがつくりだす場合

大きな転機(転職や社内異動、起業)を自発的に獲得する

・他者がその目標を与えてくれる場合

他者からの誘いや配置転換

他者からの誘いなどの場合では、自分自身の準備が必要になります。自問自答の中である程度考えておくことでそのようなチャンスがあったときに掴む準備ができていることになります。また、そのために人的なネットワークを構築しておくことも大事ですし、社内外問わずアンテナを張ってチャンスをつかむようにしましょう。そして、さらにはそのチャンスが巡ってきたときのために能力開発をきちんとしておくことが重要です。

 

メーカーでの経験を通じて

企業での経験を通じて思うこととしては、志は変化(成長)するということです。

これだ!と決めた志で3年・5年と続くことのほうがまれです。部署異動やプロジェクトへの参画、役職の変化など環境や自身の変化により適宜志も変化(成長)させていくことがとても重要だと考えています。

時には、なぜこんな環境に陥ってしまったのか、運が悪いなと思う境遇もあるのが社会人人生です。その都度決めた志を見直し、変化(成長)させていくことのほうがむしろ大事ですので、志は流動的なものと理解するほうがいいように感じています。

まとめ

普段あまり志ということを考える機会も少ないと思いますが、これまでの内容を聞いて頂いて考えてみる良い機会にしてもらえたらと思います。

志はつくるというよりは育てるという感覚が伝わったかと思います。そして最後に志を考え、育てる上で最も大切にしてほしいことは、決して比べないということです。志には大きいや小さい、高いや低いなどはありません。サッカー選手になりたい志と起業したい志とを比べて大きさを比較したところで何の意味もありませんよね。あくまでも自分自身が主人公の人生ということを忘れずに自分自身の価値観を大事にして、他人とは比べずに志を育てて欲しいと思います。

 

 

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