キャリア・志

副業よりオススメ!パラレルキャリアという選択肢

近年、よく耳にするようになったパラレルキャリアというワード。1つの仕事をしながら、そこで得た知識を他で活用する。これは、自分自身の収入だけでなく、経済の活性化にもつながっています。

日本では、政府も副業を推進しているために、パラレルキャリアというワードを耳にする機会が増得ているのです。このパラレルキャリアが推進されている大きな理由の1つに、少子高齢化の背景があります。少子高齢化により、日本の労働人口が減少しています。これにより、1人当たりの労働力(=労働人口)を高めようとしているのです。多くの企業が推進しているパラレルキャリアの推進や在宅ワーク・テレワークといった働き方改革も政府の動きによるものです。

またパートやアルバイトを対象に、年間収入額に応じて支払われる所得税の引き下げについても、この背景によるもので、パートやアルバイトでの生活から定職に促しているのです。

パラレルキャリアって話は聞くけど、どうやっているの?自分にもできるのか?という疑問があるかと思います。そんな方にとって、ヒントになるのが既に実施している人のやり方や情報です。ここでは、事例を交えながら、そのやり方について紹介していきます。

 

 

副業よりオススメの「パラレルキャリア」とは?

副業とパラレルキャリアとは少し異なります。
副業というと、本業があってその他でアルバイトのような感覚でもう1つの仕事を実施することになります。この本業‐副業の間ではそもそも異なる仕事を実施していますので、相乗効果は得られにくいのが特徴です。

一方で、パラレルキャリアは1つの仕事をしている中で得たノウハウやスキルを、もう1方の仕事で活かす活動になります。ここでは相乗効果が得られやすい形になっています。2つの仕事を実施する中で、コアとなるスキルに付属する周辺の情報も集まりやすくなるため、相乗効果が得られやすくなるという特徴があります。

 

 

パラレルキャリアをはじめる方法・実施例

キッカケは
「自分の当たり前≠他人の当たり前」に気づくこと

会社で行動している中で、「〇〇さんのアイデア発想法ってすごいよね!」や、「パワーポイントの作り方真似させて!」「フレームワークの作り方教えて!」という声掛けをされたことはないでしょうか?これらは、あなたにとって当たり前におこなっていることかもしれませんが、相手にとっては当たり前でないスキルなのです。

企業に属している方であれば、上司や同僚に頼まれて社員に対して勉強会を開いたり、マニュアルを作成したりという経験はないでしょうか?

このように、自分の当たり前になっている強み知ることが1つのキッカケになります。

 

 

パラレルキャリアに向いている人

働き方変化を受け、大企業を中心に推進が始まっています。実施されている企業の中でも人による向き不向きが見えつつあり、また、その条件に合う人はパラレルキャリアによって、これまで以上の成果を出していると言います。各社の人事担当から聞いている条件を紹介します。

パラレルキャリアが向いている人材として、企業に入社して10年~20年目(少なくとも8年以上所属)の若手でもベテランでもなく、その中間にあたる人材と言われています。そして、自身で何かを成し遂げたいという強い想いが重要です。

テレワーク・在宅ワークを強いられることになり、アウトプットの質と量に大きく差が出ています。この働き方変化の中でも、結果を出している方が向いている人と言われています。

上記の社年数があげられた理由としては、若手は1つの仕事が手一杯で自身の強みを付ける時期にあるため、自身の強みを活かしにくい状態にある点。逆にベテランは新しいことにチャレンジすることに腰が重く、マネジメントに定着していることで、スキルを高めることが難しいポジションである点が1げられています。これらは、一般論ですので、必ずしもこの条件に当てはまらなければ向いていないということではありません。

 

 

パラレルキャリアのメリット・魅力

転職や起業と比べて不安が少ないことです。積み上げた経験やポジションはそのまま保持しながらも、新しいことに時間や力を注ぐことはできることは、大きな魅力となります。チャレンジ自体のリスクが分散できます。その上で、自分自身の成長が魅力的な点です。

1つの仕事をおこないながら、もう1方でそのスキルを活かして活動したり、新しい人脈を築きながら更にスキルを磨けることは、最大の魅力です。

色々な仕事ができたり、意思決定を自身でできたり、他社を幸せにできるという魅力もあります。

 

事例紹介 投資銀行員×ベンチャー企業

紹介させて頂く方は、投資銀行員の方の事例です。
銀行員は、お金を扱う買収金額計算や株価計算などをおこなうことが多いのが特徴です。この方は、ベンチャー企業での財務管理や収支計画、資金調達などをパラレルワークとして実施しています。既にお気づきかと思いますが、この方は、「お金を管理する仕事」という共通の業務を担っています。もちろん、銀行や企業によっては、このような働き方が許される企業ばかりではないと思いますが、ご自身のノウハウやスキルを活用したパラレルワークをされています。

この方は更に、休日を活用してのエクセル講習会での財務帳票の作成の仕方、収支計算書の作成法などをおこなうことで、ご自身のスキルを幅広くの方に活用頂いています。これらの行動は、個人の人脈作りにも役立てています。

 

 

パラレルキャリアのコツ

2つ以上の職を持つことになりますので、1つの仕事を抱えている以上に忙しさは出てくることは覚悟しておくべきです。

平日の昼間に仕事をしていれば、もう1方の仕事は平日の夜や休日に活動をする。若しくは、半休を利用するなどが必要になります。周囲から「〇〇さんはパラレルワークをしているから仕方ないよね。」という目で見られてしまっては、やりたい仕事は入ってこなくなりますので、仕事上での周囲に対するスケジュールの気遣いも必要となります。

自分のスケジュールコントロールはもちろん、1つの仕事を担っている人以上の成果。少なくともこれまでと同等の成果は出し続ける必要があります。

 

 

メーカーでの経験を通じて

働き方やセカンドライフとしての学び方変化と注目され、転職や起業する同僚も年々増加しています。そういった方の話を聞いている中でも、「企業に支えられていたと感じる」や、全てを自分でやらなければならなくなり「イメージと違っていた」などの声を聞くこともあります。もちろん、「責任感を持って自由にやれている」という声もありますが、自身や家族を支えながら生活している方にとってはリスクが大きいと思います。このリスクをどの様に捉えるかは人それぞれですが、パラレルキャリアという選択肢ができつつある中で、スモールスタートとして試するにはリスクが少ない手段の1つです。

メーカーでの実践を積みながら、そこで培ってきたマーケティング、商品企画手法、プロダクトデザイン、商品設計、プロダクトディレクション、商品戦略…などの知識をもとに、私たち自身もパラレルキャリアをする中で、大きなスキルとなっています。

 

 

まとめ

働き方変化によって注目されているパラレルキャリアですが、パラレルキャリアをする上でも重要なのは、何を成し遂げたいかという目的と、自身の強みを把握することからはじまります。そのため、1つの職で得た知識を活かしながら展開することで、パラレルキャリアでは、キャリアを手放さずにスキルの相乗効果を生みながら積み上げることができます。

一方で、1つの職にマイナス影響のある働き方では続かないため、自身の覚悟とスキルを理解して実施する必要があります。起業や転職ほどリスクも大きくないため、機会があれば実践してみてはいかがでしょうか。

 

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