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事業計画書に欠かせない、ビジネスプランの作り方!

本当は新規事業が好きで「こんな事業をしたらいいのになぁ」と思っている。けど、いつも社内でアイデアが通らないんだよな。通らないから、自分から発信することを止めてしまう人を多く見てきた人もいるのではないでしょうか?周囲で事業や商品がヒットした時、「あのアイデア私も考えていたんだよね。私にもできるよ。」なんて発言をする人いませんか?

考えることは誰でもできますが、そのアイデアを周りも巻き込んで形にできた人だけが成功できます。

皆さんは、ジョセフ・スワンという名前を知っていますか?世界で初めて電球を考えた人です。「え?エジソンじゃないの?」と思った方がほとんどだと思います。エジソンは、電球を一般に使えるように広げた方なのです。この事例からもわかるように。考えているだけでは何も変わりません。行動して変えた人だけが成功できるのです。

 

 

事業計画書に欠かせない、ビジネスプランとは?

ビジネスプランを作る目的がわからなければ。作る気にもなれませんよね。まずは、ビジネスプランを作る目的について確認していきたいと思います。

 

ビジネスプランをつくる3つの理由

①事業計画をいつでも見直し・修正できる状態にする

事業計画中や実行後も、多くの人を巻き込んで進めていくことになります。そのため、初期の状況を振り返りながら、時には軌道修正をしながら周囲を巻き込んで進めます。その際にベースとなるものがビジネスプランです。

 

②営業ツールに活用する

既存商品や既存事業は既に形になっているため、営業担当にも浸透しています。更には、お客さんにまで浸透していることが多く、口頭での営業も比較的しやすいものです。新事業こそ、口頭だけでお客さんはその良さが理解できず、可視化されたものが必要となるのです。

 

③経営資源(ヒト・モノ・カネ)の調達交渉

事業を進める際、社内でも何がどれくらい必要であるかを明確に伝える必要があります。社内、株主だけでなく、ビジネスパートナーにも、この経営資源の説明が必要となります。

 

 

ビジネスプランに必要な要素

ビジネスプランには、以下の要素が必要とされています。

・サマリー(要約)
・ビジョン、事業計画、市場・顧客
・ビジネスモデル
・事業計画
・マーケティング戦略
・財務状況/予測

 

このような情報が必要となります。伝える順番は時と場合により異なります。何を主に伝えたいかによってビジネスプランの順序にも工夫が必要です。

以降では、各項目についてその内容について紹介していきます。

 

 

ビジョン

社内外で人の心を動かすことが必要になってきます。
つまり、自分たちが「何を実現したいか。実現することで世の中や企業がどうあるべきか」を示すものです。ビジョンは、企業が持つ普遍的な経営理念とは異なり、時代に合わせて変化するものです。

ビジョンを組み立てることで、以下の効果があります。

①全体像が明確になる
②事業展開の道しるべになる
③ステークホルダーへの意思表示

以上のように、自身だけでなく周囲の理解を得るためにビジョンを明確にします。
周囲というのはステークホルダーだけではありません。上記では触れていませんが、この事業に関わる社員が自ら考えて行動できるようになることも効果と言えますね。

 

 

ビジネスモデル

ビジョンを固めると方向性が定まるため、ビジネスモデルの議論がしやすくなります。ビジネスモデルとは、誰に(Who)、何を(What)、どの様に(How)提供することで収益が得られるできるのかを仕組みをモデル化したものです。

 

 

誰に(Who)/ターゲット市場

ターゲット市場は規模が大きく、成長が見込める市場が魅力的です。しかし、そういった市場は既に強い競合がいることが多くあり、このようなマスをターゲットとすると事業の戦う領域やコアとなるターゲットの心を掴めない中途半端な商品・サービスになってしまいます。

ターゲットを決める際には個人向けか企業向けか、どの様な職業・職種なのか、会社の規模や場所や特徴を明確にしていくことで、イメージしやすくなっていきます

 

 

何を(What)/提供価値と商品・サービス

ターゲットのイメージが明確になると、そのお客様が求める本質的な提供価値が見えやすくなってきます。この本質的な価値を明確にするためのマーケティング手法で詳しく触れていますが、行動観察やWEB等での定量調査、ヒアリングなどの定性調査などにより明確にすることがあります。得られた本質的な価値に対し、技術的・現実的に実施できる商品やサービスを提案していきます

実施できるものの、模倣が困難であることが必要になります。
他社が簡単に真似できてしまっては、直ぐに競合が追随してきます。ここで重要な考え方が、自社の強みである資源(ブランド、特許、流通、商品など)を活用することです。もし、これらが活用できない場合には、異なる市場のパートナーと協業する、技術開発するなどの手段も出てきます。

また、追随されることがわかりながら先行者利益(知名度、ノウハウ、顧客の声)を高めていくことで、強みをつくっていくという判断もあります。

 

上記内容も含め、ビジネスモデルが変化するという点は注意すべきです。
ビジネスモデルは柔軟な変化に対応できるよう、大きな投資や長期的な契約などは疎外となる場合がありますので、注意が必要です。

 

 

事業戦略

ビジネスモデルが具体的になってくると、次に考えることは事業戦略です。考えてきたビジネスモデルについて、成功する確率を高めるためにおこなうことが事業戦略です。ここで大切なのが、その事業に共通して左右する要因を考えることです。

では、事業特性をどの様に把握すべきかを見ていきます。

 

 

事業特性の把握

事業特性を把握するには、その分野の法規制や為替リスク、そのカテゴリーの背景や周辺の技術革新などのマクロ環境を知ることが必要です。その上で、市場・顧客のニーズや競合のコスト構造などの情報理解が必要となってきます。

 

 

事業の3つのタイプ

事業のタイプは大きく3つに分かれると言われています。その3つとは、ニッチビジネス、分散型ビジネス、革新型ビジネスです。

3つのビジネスについて、それぞれの特徴を見ていきたいと思います。

 

ニッチビジネス

事業あるいは市場での、すき間(ニッチ)を見つけ出し、その限られた領域の中で高い市場地位を獲得し、維持するというビジネスモデルです。このビジネスでは、革新的な技術ではなく、その領域を見つけることが重要となります。例にあげると、XLサイズのみを置いている洋服店や、シークレットツアーのみを扱っている旅行代理店などがこれにあたります。

 

分散型ビジネス

施工や収益性に関する業界内での決め手となる競争要因がなく、圧倒的な優位性を持つことが困難なビジネスモデルです。このモデルの例にあげられるのが、飲食店やお花屋などです。

 

革新型ビジネス

新しい競争ルールを顧客に提示することで顧客に新たなバリューを提供するなど、これまでになかった巨大市場を創出するビジネスモデルです。ここでは、競合に真似されないような圧倒的なスピードと仮説・検証を繰り替えることが必要となります。このモデルであげられる例は、アップルの音楽配信事業やLCCなどがこれにあたります。

一般的なバリューチェーンには、以下のように分類できます。

 

事業の採算性

最後に必要なのが事業の採算性です。大きくは、売上とその商品・サービス掛かるコストに分けて分解して見ていく必要があります。

 

売上

売上の場合、店舗数あたりの売上金額×店舗数で成り立っていきます。この店舗数あたりの売り上げについても、どの商品、サービスが何%を占めるか、その価格がいくらかによって、店舗あたりの売り上げが変わってきます。また、店舗数に関しては、継続店舗数、新規店舗数、退店数などに分けてみていくことができます。

こちらは、フェルミ推定などを使って試算することがあります。

 

コスト

コストは、その事業に関わるサービスや商品の原価に当たるところです。上記(売上)と同様に店舗でのコストとした場合、固定費としては賃料や人件費、光熱費やその他雑費がかかってきます。また、コストの中にも初期投資も必要になってきます。この初期投資を回収できるだけの利益を生むことができるかも確認が必要な部分です。

 

 

メーカーでの経験を通じて

「やりたいことがあるけど、やらせてもらえない。」という声をよく耳にします。
それは会社がいけないのでしょうか?もしかしたら会社の聞き入れない体質があるのかもしれませんが、よく見るのは、その人自身に覚悟がないからなのかもしれません。誰でも新しいことはやりたいし、目立った成果を出したいはずです。でも、その結果を出している人たちはビジネスプランをしっかり練り込み、人一倍努力しています。

メーカーでは、事業を考える人と実行する人が異なる場合もありますが、実行する人だからこその気づきも多いことからも、ものづくり・サービスプランナーがビジネスプランをたてられると、強い存在になります。

身の回りにそのような人がいれば、真似してみる、聞いてみるのも手かもしれません。逆にいなければ、チャンスです!

 

 

まとめ

ビジネスプランがなぜ必要か、どの様にビジネスプランをたて、プランを立てることで、どの様なメリットがあるかについて理解できるのではないでしょうか。会社の中でも、新しいことがしたいと言っているだけでは新しいことはできません。周りを巻き込んで進めるためのビジネスプランを組むことで新しいことにチャレンジしていけるのです。

これは、決して企業の中だけでなく個人事業でも同様です。やりたいことをやる為に、必要な情報を整理していきましょう!まずは、やりたいことがある!ということが重要です。

 

 

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